ちょうど2年前から經營のご支援させていただきますクライアントの歯科医院です。
当時、スタッフ18名、ほぼ年商2億円。院長先生は、典型的なラットレース現象(やればやるほど、社長自身の仕事が増え続ける状態)に疲弊していました。歯科医院の先生や衛生士の皆さんは技術職なので、組織マネジメントの経験をお持ちでなかった。
そんな中では、私のような組織をどうリードしていくかばーっかり考えている人間が、凹凸のドハマりします。2年経った現在、スタッフ33名、年商は倍、一時は新患者数は300人を超えます。Google口コミは、細工なしで1,000件近くで4.7ポイントと脅威的。多くのタスクを幹部に預けて、院長先生は週休3日で、小さい子供のいる家で育児にも精を出されています。
何を起こしたか?スタッフが日々日々目の前の仕事に高い集中力を見せています。1年目は20個近くの改革を行いました。経営者の理念経営理念組織設計身なりコード変更チーフ教育日次KPIと報酬設計会議体系MVP賞賛朝礼・唱和導入神棚設置週次掃除Etc..肝はどこか?
日次KPI設計です。スタッフはほぼ人事評価制度で動いていません。また、「玉本は、経営理念というだろう」と思われた方が多いと思いますが、違います。現場サービス系事業は、「日次KPIと報酬設計」、これです。そこを目がけて全てを入念に設計した感があります。
私は、歯科医院の専門家ではありませんが、どんな環境とどんな人だから、どんな声がけや仕組みが人を熱狂させるか、抑えどころが見えるようです。今となっては幹部から、「玉本さんは、発言もせずに何をやっているんですか?」とクレームが入る始末。でも、僕には褒め言葉でしかありません。あえて、黙っています。それくらい、幹部が自分で考えて、成長して、自動操縦モードだということです。
お近くに30名以下の現場サービス系社長でラットレース現象に疲弊されている社長がいらっしたら、ぜひ、コメント欄窓口にお気軽にお声がけください。無料経営診断を受付ております。
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