健康は、よりよい人生を楽しく送るための大前提です。今回の病で痛感しましたが、健康でなければ何もできません。普通に健康に外を歩けていることそのことに、心から感謝です。病の間、何があっても一生その思いを握って離さず生きて行こうと誓いました。今回は、すべての人々の人生にとって最も重要な「健康」についての考え方と病に対するメンタルの持って行き方について、徒然に書いてみます。

「病は気から」と言いますが、私も一介のコーチ/コンサルタントですので、心のあり様が身体に影響すること、身体の状態が心に影響すること、よく理解しています。クライアントさまが、心、つまり潜在意識を操縦して、最高のメンタル状態を作ってびっくりするような自己成長をされるのを目の当たりにしています。そんな最高のメンタル状態の時は、いくら忙しくても病気にならないものですが、それでも、それでも、病気というのは時と場合によってはメンタルが落ちて発生する時は発生するものです。病に落ちたからといって、ネガティブになる必要な全くありません。

結局、健康というのは体の臓器がバランスし、その体は心と総合的にバランスしている状態です。原因だと思われる一箇所を断定して、それに対して対策をするのは、逆にそれまでうまくいっていたバランスも壊しまうこともあります。枝だけ見て切る盆栽と一緒。「健康」は絶妙なバランスの上にある状態。世間で氾濫している健康情報を鵜呑みにせず、今一度、ご自身の体感を信じて、ご自身にあった本当の健康で楽しい日常生活手に入れて頂きたいですね。

症状が出ていることは、大事になる前に、体が「今の食生活よくないよー」「運動不足ちゃうかー」「感情状態わるくない?」「睡眠不足、もう限界だよー」と訴えて気づかせてくれているので、本来、良いことです。そもそも健康か・健康ではないの線引きは、どこをボーダーとするのでしょうか?野生の動物にそんなボーダーラインはありません。医者がいませんが、自然治癒力で直してしまいます。なので、健康・不健康は、極端にいうと、人間が「私は病気だ」と受け止めたということになります。一旦自分が病気だと受け止めると、人間はすぐにその病の自分になります。

健康状態を否定したり無視して前に進もうとするのではなく、悪い状態をただただ「身体くん、教えてくれてありがとう。」「いつもありがとう」と、受け入れてあげれば良いと思います。ここで最近思うのは、躍起になって「自分は病気だ」「原因は〇〇だ」「対処方はこうだああだ」と思い過ぎないことが良いと思います。世の中には健康についての情報で溢れかえっており、健康リテラシーが高いのは良いのですが、逆に情報にとらわれて振り回されて部分最適の健康を手に入れてしまい健康を害することも多く見られ、自分に合ったライフスタイルを見失うのは、本末転倒です。体感ベースで自分に合ったやり方を自分で選択することが、より重要になっています。

例えば私のケースですが、アトピー性皮膚炎の多くの根本原因は「腸内環境が悪い」、「腸の栄養吸収率が悪い」など言われていますが、それが自分に当てはまるかわかりません。でも、そんな中で、その情報を信じて今回僕は準備期4日→断食期5日→回復期3日のトータル12日間のファスティングを断行しました(海外駐在員はわかりにくいかもしれませんが、日本でファスティングは徐々に広まってきています)。今回は、”たまたま”それが腸に効果があり炎症も落ちていったのですが、一方、5kgの減量となり脂肪率も一桁まで行って高校生の体重に戻りましたが、筋肉量が減り、その分代謝が低くなりました。今では、筋トレを増やして体を作って代謝を上げています。また、インターネットで良かれと思って使ったアトピー用の保湿液は、皮膚科にいったら「保湿液は良くないから使うな」と言われ、「脱ステロイド」の自然治療医師の方針に対して、「ステロイドはしっかり使え」という皮膚科。最善の答えは自分の外に無くて、自分が最後これが一番良いと思ったものが、ベストな選択となります。

世間の健康情報をそのまま採用するのではなく、必ず個人個人体のつくりが違いますので、一番自分にあった生活をしてもらいたいと思っています。その中で一番大事なのは、「〇〇の部位の健康のために〇〇をする」という部分最適の健康ではなく、「自分は〇〇のように健康だ、綺麗だ」という体全体のありたい姿を信じきっている状態を作れたら、その姿に合わせて自然と行動を起こし、体もバランスをしてくれます。

ちなみに、福山雅治氏は本当に20年経っても容姿が変わりません。そしてすごいのはあのツルツルのお肌です。私は病の間、インカンテーションに「福山雅治のすべすべの肌である!」と言い続けていました。彼は私の健康と美の象徴です。😊