たまたま信じ難い動画を閲覧し、

衝撃を受けて、

本書を咄嗟に購入しました。

 

アイスランドの極感の湖で泳ぐ、

氷水の中で1時間40分以上も居続ける、

エベレストをショーツ一枚で踏破、

灼熱の砂漠で水一滴も飲まずハーフマラソン完走。

 

全て人間のできることとは思っていませんでした。

 

少し彼の振る舞いが「ペテン師」に見えて、 

 

「強がっているのではないの?」

「目立ちたいのかな?」

 

と穿った見方をしていましたが、

どうやら本書を読んでみて、

彼は本気で人間の可能性を

科学で証明しようとしていることを知りました。

  

冷水シャワーと

呼吸法、

ならびにコミットメントのマインド、

この三点で自己免疫力が上がるというものです。

 

現代の人間は

環境側が人間に適応してくれており

人間側の潜在能力を引き出せていないというものです。

 

実際に多くの難病患者やがん患者が

このメソッドで自己免疫力を

回復して病気を快方しているようです。

 

人体には地球3周分の血管が張り巡らされています。

冷水シャワーを浴びることで、

その血管を収縮させ

全身の血流を良くして

酸素の巡りを良くなり

免疫力を上げるという

メカニズムです。

 

   

私が興味深いと思ったのは、

彼が「魂」という言葉を頻発しているところ。

 

彼の取り組みはフワフワしておらず

オランダの医療センターで科学的に

研究がなされています。

 

通常人間は意図して使えないとされている

髄に近い爬虫類脳の

中脳水道周囲灰白質(PAG)

つまり体温の恒常性を掌るような生命維持に関わる脳、

を意図して使えているようなのです。

 

つまり、彼は

脳をコントロールできている。

 

コントロールしている側が

何かというと

 

「魂」だ

というのです。

 

「魂」にアクセスする、

ということなのです。

心理学、脳科学、潜在意識、

いろいろと脳を巧みに使う

コーチングが流行っていますが、

進んだコーチングとは

この「魂」のことまで踏み込で

アドバイスできることと思います。

 

実は私は、

喘息などのハンディを抱えているので

この「魂」というものには気づいていました。

喘息の私が

練習を重ねることで

小学校のマラソン大会で二位になった経験から

何となく気づいていたものです。

 

ヴィムの取り組みを見て

半袖短パンで頑張っていた

小学校の荒木くんを思い出しながら

自分も冷水シャワーをルーティンに組み込むことにします。

  

「ペテン師」と思ってすみませんでした。

 

変なフィルターをかけて

物事を見てはならない、

本当にそう思いました。