みなさんは、背中に電気が走る出会いしたことありますか?(^^)先月、facebookを覗いていると「海外駐在の極意」というワードが目に飛び込みました。「一人でも多くの日本人や日本企業に世界で活躍してほしい」という志で、私が思い描いていたやりたい世界を2歩も3歩も先に体現されている方がいることを知って、一瞬背中に電気が走りました。人間、本当に深く志や活動を共有できる人を見つけると興奮してしまうんですね。子供のようでした。普段はあまりやらないのですが、その時は、気がついたらその方に直接facebookメッセージを送っていて、気がついたら早速お会いさせて頂いて、気持ちよくお話をさせて頂きました。師匠ですね。😊

ご紹介させて頂きます。株式会社堀江コンサルティングの代表取締役社長 堀江轍さんです。
http://horieconsulting.com/

日本企業のグローバル化を組織・人事の面から支援することをライフワークとして、様々な国で、日本企業に対して人材育成、コーチング、組織風土改革、企業理念浸透、人事制度構築など手がけておられ、ご自身は中国、シンガポール、タイ、イギリスに駐在経験をお持ちで、特に中国には3回合計11年間駐在された中国通でらっしゃいます。

すでに、「海外駐在の極意」という漫画本を出版されているのですが、その中身の一つ一つが「そうそう!!」と共感できる内容になっていて、海外駐在員、中でもマネジメントの遭遇するであろう障害や異文化理解の要点などが生の情報としてまとまっています。生の体験情報なので、よくあるノウハウ本とは一線を画しています。

特に、沢山の国で沢山の国籍の上司、沢山の国籍の部下を持ってマネジメントをされた同氏の唯一無二のグローバル経験の中にあって、それでもまだ「本当の意味で、胸を張ってグローバルリーダーになれたと言えない」というスタンスを取られ、「日本人はグローバルリーダーになれるのか?」と改めて日本人に投げかける姿勢に、心から尊敬します。

私の場合も、9年間ドイツ、ベルギーでグローバルな仕事をさせてもらいましたが、胸を張ってグローバルリーダーになれたとは言えなかった。日本に帰ってグローバルMBAを相当な時間を使って学びましたが、それでもグローバルリーダーになっているイメージは湧きませんでした。むしろ、日本で骨を埋めるつもりになっていました。今となっては、コーチングと出会い、その「グローバルリーダーになる要素」を、「自分を知ること」そして「自己肯定感を上げること」という点にこぎつけました。日本人がグローバルリーダーになるには、外国人をリードするための言語やコミュニケーションなどのスキルではなく、「在り方」にあると確信していてコーチングをご提供しています。今となっては、気がつけばもう一度海外に挑戦しています。

海外駐在員向けのコーチ・コンサルティングは、正直、全体のコーチ・コンサル市場から見ればニッチでわかりにくいようです。かつ、海外駐在員を取り巻く環境が異文化理解、言葉、食事、健康、衛生、家族の安全などと取り扱いテーマが幅広く、また仕事も外国人組織が相手とあって、海外駐在員の課題がメンタルケアから経営課題までと悩みの幅が広く複雑なため、難易度が高いです。一方、その海外駐在員を対象にした実践的なコーチ・コンサルは、私の知る限り少ないように思います。堀江さんと一緒に、海外最前線でグローバルリーダーを張ろうと頑張っているものの一人で悩んでおられる海外駐在の方々のご支援をしていきます。

LIFE SHIFT JAPAN株式会社
玉本 潤一