NLP、コーチング、心理学、脳科学、

自己啓発界隈では海外から

沢山の知識が入って来ている。

 

違和感を感じるのは、

英語を日本語に変えた時の言葉のしっくりこない感じ。

例えば、

ギフト = 教訓、経験。

日本語で言えばよい。

 

このように言い換えられるのでまだ良いですが、

よく言われている「自己肯定感 /self esteem」

などは、もともと考え方として日本にはない心理学用語です。

”自分を肯定する”という概念ができたわけです。

自分は足りている足りてない、そんな概念が入って来たわけです。

 

良し悪しではなくて、

事実このように、言葉が大きく思考を変化させる。

メンタルにおいては一大事です。

逐一、行動に影響を及ぼしかねない。

 

私は、言葉にこだわります。

お一人お一人の軸を言語化するときに、

どうしても各人それぞれに響く言葉というものがあると痛感するからです。

 

意味は同じでも言葉の使い方ひとつで、

クライアントがワクワクしたり、しなかったりします。

  

そもそも「ワクワク」という言葉も、

人によって喜びにヒットしたりしなかったり。

(ちなみに、私はあまりヒットしません)

 

人によっては、「懐かしい匂い」と言う方もいました。

「うずうず」というように違ういろんな表現になります。

 

魂に近い感性を言葉にする場面であればあるほど、

言葉のチョイスは慎重にするべきです。

たまに、クライアントと「必ずいい言葉あるから」と唸っています。

 

自分の喜びは、自分で感じ取って、それを言語化してもらいたいものです。

  

逆に言えば、

その自分の喜びを自分にあった言葉で言語化できたら、

いつ何時もその言葉を思い出すことで喜びを復活できる、

再現性を担保できる。

 

そう考えると、

私は「日本人は日本人にこそ向いている言葉」と言うものがあると思う。

そのヒントは、まさに日本の歴史・文化・精神を知ることにあるはずです。

 

海外にいたのでよくわかりますが、

アルファベットより日本語の方が圧倒的に表現が豊か。

 

そしてそれが故に感性が豊かで、共感のレベルも深い。

そして難しい。

 

思考は言葉なしではできない。

ここからは私の私見。

諸説あるけれど、実は世の中は最初に言葉や数字があったという。

デジタル信号は、0と1で表せられているように。

素粒子を分解すると数字や文字があるという。

 

言葉があって、世界がある。

私はその言葉を信じる一人です。

 

聖書では、人間が神に近づくべくバベルの塔を空高く建設して行ったという。

その神に近づく人間の振る舞いが、

神を怒らせ、

神がそれぞれが違う言語を話すように作り、

各地に散り散りにしたというお話しです。

 

グローバルな世界にどっぷり浸かって働いていた私にとっては、

世界がいろんな形で統一すれば良いと思っていました。

言語にしても、世界の人々が英語を喋れば楽なのに、とおもっていた。

実は、その極端な考え方が神の御心に反していたのかもしれない。

 

その土地土地に与えらえた言葉、

長らく受け継がれたDNA、つまり感性、

それらを合わせること、なんらかの意味があるのではないか。

 

社会の進歩、成長、新しい挑戦、非常に大事であるが、

同じくらい「伝統、歴史、文化」は大事である。

 

なぜ長らく受け継がれているのか?

おそらく多くのものが、”道理にかなっているから”ではないか。

 

自分の土地の言葉で語ろう。

自分の言葉で語ろう。

#ステートファースト

#ステートファーストの会

#STATEFIRST

#PHP研究

#Amazonベストセラー1位

#LIFESHIFTJAPAN

#ライフシフトジャパン

#頑張り方革命

#たまちゃん

#ガラス張り1on1

#エグゼクティブコーチ

#ビジョン経営

#丸の内

#ステート経営

#プレジデントオンライン

#コニカミノルタ

#関西学院大学

#アメリカンフットボール

#相談役

#エンゲージメント