先日、インバウンド外国人新人の方々への

ジャパンカルチャー研修の登壇をしました。

しかも終日英語です。💦 それはよいとして、

  

他国にとってはわかりにくい日本に来られる方々ですから、

「とにかくお金が欲しいから来た」という方は少なかったです。

なにがしか日本への興味関心を多く持ってらっしゃいました。

  

だからが故に、本なりインターネットなり、

すでに勉強している形跡が沢山ありました。

 

特に、「日本企業の特性とは?」

という質問に対しても予想外に

的確かつ網羅的にお答えでした。

     

逆に言えば、日本企業にお勤めの経験もないにもかかわらず、

日本企業の特性に対する見方が的確すぎることに、少し違和感がありました。

  

これ(理屈ではわかっているつもり)を自分に置き換えても、

沢山やってしまっているのだろう、と思う。

 

職場においても、

家族においても、

同じことが起きているのでしょう。

 

一方、受講生に

「私もみなさんと同じく海外で仕事をした身」という前提に共感を得て、

その場をリードする土台ができ、

彼らが積極的に私のお話を聞いてもらえるようになった。

   

痛感したことは、

「知識があればコミュニケーションは可能。

 しかし、人々をリードするには「経験・体感」が欠かせない」、

ということです。

 

どこを調べても見当たらないリアルな経験・体感を持っているか、

これに尽きる。

 

コロナであまり足を動かしていなかったけれど、

いよいよ改めて、

我武者羅に現地の空気を吸って、

生の事情を把握した上で、

問題解決にあたろう。

 

たま