伝えたいことを伝えたいように効果的に、効率よく伝えられていますか?ボイスチェンジを戦略的に使う社長はあまり多くはありません。ボイスチェンジとは、社長の代わりに誰かが従業員に代弁をすることです。
まずは、ざっくり社長の代弁をするケースをまとめてみましょう。主に以下の5つが挙げられます。
1. 社長が不在の場合
- 出張や病気などで、社長が説明に立ち会うことができない場合
- 会議やイベントなど、複数の説明を同時に行う必要がある場合
2. 社長より詳しい人がいる場合
- 社長に専門的な知識や経験が不足している場合
- 特定の分野に精通していない場合
- 説明分野に説明が苦手な場合
3. 社長の時間的負担を軽減するため
- 社長が忙しい場合
- 説明に多くの時間を取られる場合
4. 部下育成のため
- 部下が説明できるものはどんどん部下にやらせて育成したい時
- 場数を踏ませたい
5. 社長の立場上を脅かしかねない場合
- 答えのない事案を決定して批判を受けかねない場合(例:顧客満足と売上源/経費UPの相反の判断、給与額の妥当性や査定判断基準、人事評価制度)
- 社長が個人的な意見を述べにくい場合(例:会社を称賛する時、社会・他社・社会通念・法規・との比較、働き方の指導・注意、つまり「一般的には、、、」を使いたい会話全て)
- 従業員に何度も言っても説得できず、疲労している場合(例:勤怠状況が改善しない、決めた社内ルールが守られない)
おそらく、#1~#4は、部下へのボイスチェンジは普通に行われているかと思いますが、#5の場合には、部下へのボイスチェンジでは機能しません。また、経営コンサルタントや士業者のような第三者ボイスも、ラポールが築けていない場合は、逆効果になります。
弊社のクライアントには、適切かつ絶妙に説明できるよう、第三者よりもっと会社に近い位置にいる第2.5者の社外COOの弊社を有効に使ってもらっています。このようなボイスチェンジができると労使の紛争コストも下がります。何より社内ストレスは軽減しますし、従業員の離職を一人免れるだけで、経営数値面でも多くの売上利益流出を避けられます。また、パワハラを益々氣にしなければならなくなっている風潮には、よりボイスチェンジは効果を発揮します。
具体的にお悩みをお持ちの社長向けに、無料経営診断をしております。お気軽にメッセンジャーにお問合せください。
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