今日、改めてクライアント社長から質問がありました。

「ビジョンや目標をこうやって達成していくと、どこかで終わりになったりしないんですか?」と。

答えは、終わりません、です。

ですが、そろそろステージアップが必要です。
自分がやりたいやりたくないの欲のレベルでビジョンを設計していると限界があります。
そうなると何より自分の命が続くまでしかビジョンは思い浮かばない。

100年続く企業は、経営は神事と捉えている。
使命を全うするということ。
命(事業)は自分のものではなく、神に遣わされた命(事業)。
命(事業)の所在が自分のものではないから社会に迷惑かけないよう自分の命が無くなっても続く前提で会社を継承していく。やりたいやりたくないに関わらず、社会に求められて淡々と社会に貢献している。 

100年続くわけだからその間何度も倒産の危機に遭う。
その度に、会社の姿勢を見て、地域社会、従業員、取引先、競合会社、に助けられる。

ビジョンだけで会社を引っ張るのは限界がある。
あるタイミングからビジョンを駆動するミッション(使命)に力があることに気づく。
何よりも強い動機になる。

自分のためのビジョンですか?
社会のためのビジョンですか?
神勅のためのビジョンですか?

ビジョンが大事なのではなく、何のためのビジョンか、誰の思いか、が大事。

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