一部上場会社の経営企画管理を10年以上やらせていただきました。2,500時間かけて経営修士号MBAを取得しました。キャリアの多くを欧米式マネジメントの中で学びましたが、当時を思うと、感覚的にマネジメントから離れたい、と思っていました。今だからわかる事ですが、そのマネジメント理論の背後にある”人を統制する”思想が苦手だったのだと思います。

そんな私が3年半前にとある大きな出会いにより、真逆にあたる、戦前の日本の經營の道を走り始めました。それは、世界の100年企業の半数37,000社が当たり前にやっていること、神事經營です。私のための経営でも、公のための経営でもなく、神事としての経営です。

そもそも、全ての事業は神からの授かりもの。資源材料も、土地も、食物も、全て一から人間が作ったものではない。よって、感謝に始まり、感謝に終わる。場や物をきれいにする。

 

また、事業から得たものを奉納し、お祀りして祝う。そして、国家の繁栄とも関わりを持っている。そして最後は祈りで終える。必ず、社長だけではなく従業員までも神様を恐れ敬う。この状態ができていれば、もう一言で、統制が走る。

   

「神様(お天道様)は見てますよ」

  

それだけで既に自然と統制ができる。管理工数が激減する。人事評価は人が人がを裁くような行為です。制度も、それに関わる人数も、最小限で良い。

  

「人を裁くな。あなたがたも裁かれないようにするためである。あなたがたは、自分の裁く裁きで裁かれ、自分の量る秤で量り与えられる」マタイによる福音書 7:1-6

 

もう一つ大事なことは、強烈な動機付けです。従業員がやったらやった分だけ報酬を得る、しかも即日見える形で支払うチームインセンティブスキームを導入すれば、もう一番シンプル。管理レス。全体が底上がる。ゲーム感覚で大盛り上がりする。勝手に走ります。これが世界で一番管理レスのマネジメントスタイルです。もともと日本にあった古くて、今となっては最新で斬新なマネジメントスタイルです。

 

クライアントは2年で2倍に飛躍しています。この神事經營を実践しています。ちなみに、当たり前ですが、祈っているだけではありません。

 

30名以下の中小企業で、社長がひとり忙しくしてマネジメントが億劫な方がいれば、お気軽にお声がけを。お問合せはコメント欄↓。