簡単な業務の範囲であれば別ですが、
変革時に「人を動かす」とはいうものの、
本質的に人が動くのは、
人が動きたいと思えば人が動くというものだ
という前提を受け入れる必要があります。

つまり、リーダーは人がどういうことを
価値において、

人がどうしたら幸せになるか、
を常に考えていなければならない。

そのためには、自分自身がその人を
深く理解しなければならない、

つまり、人を理解しようとすると、
自分自身を理解しなければなりません。

「自己理解」、
リーダーシップには、もうこれが本当に重要です。

会社の業績は、人々の行動によって決まります。

行動は、人々の「快楽」「痛み」の2つのどちらかの
感情に基づいて行われます。

そして、その感情は、何からかというと、
「在り方(メンタル)」です。

「何を信じているか?」がひとそれぞれ違い、
それに合わせて感情、行動、結果が変わるのです。

例えば、痛みを伴う変革プロジェクトにおいて、
プロジェクトマネージャーが悲壮感漂っていて、
「このプロジェクトで会社の未来が変わる」と
信じていなかったら、どうなるでしょうか?

どこか疑心暗鬼のままスタートしたプロジェクトは、
大概、失敗していませんでしょうか?

まずは、このプロジェクトマネージャーがエネルギーに
満ちていて、心底プロジェクトが成功した後のビジョンを
イメージして、確信して、不退転の覚悟状態でなければ、
周囲を巻き込んでプロジェクトを進めることができません。

「自分が変わる」というのは、今はない自分や会社の未来を
信じる、それを作ることに「自分が」コミットする、
という在り方作りです。

自分を理解していれば、それは「内発的動機」が明確に
なります。会社の仕事のミッションとご自身のミッションと
が同機できたら、爆走できる。そこにやらされ感は、一切
ありません。

特に海外ではお互い母国語は違い、価値観の違う人たち
ですから、「在り方」の良し悪しが、顕著に現実の人との
関わりに出るので、さらに在り方の重要性は増します。

自分を動かせなければ、
人は動かない、
変革は起こせない。

逆に言えば、

自分さえ動かせたら。
変革は起こせる。

変革を任されるリーダーを心から応援しています。

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