法人の経営理念を作成するには、そもそもその前に経営者の理念がマストです。

単純に、経営者と法人は別人格だからです。突飛なことを言っておらず、ごく当たり前の話です。案外、経営者と法人の理念が混ぜこぜの経営者や経営コンサルが多いようです。

その場合、芯に近いところで言語化していないので、順風な時には慢心が、苦難には事業に猜疑心が起きやすいです。この状態は、まだ着火していない、そもそもライターを所持していない状態です。

一方、仮に経営者の理念があったとしても、着火していない場合もあります。ライターを持っているものの、しめった藁に一生懸命に火をつけようとしているようなものです。

実は、経営者の理念を作るときに超大事なことは、禊(みそぎ)のプロセスです。何が自分の本質で、何が嘘かに気づいて、ふり払う(祓う)こと。そういうと、何やら海に入って修行したくなる輩がいます(僕がそういうタイプです。笑)。ですが、それは不要です、そんなイージーな話ではありません


禊ができた経営者であれば、確信ある経営理念は楽に出せます。アクシデントがない限り、あとの仕組みづくりは経営技術でうまくいきます。僕が今まで経営者の理念をご一緒した方々に関しては、外してません。

経営者の理念を作ることにご興味お持ちの方は、個別メッセンジャーをいただくか、拙著ステートファーストの3章「ステートを奮い立たせる技術」以降をご覧ください。

弥栄!