今となっては笑い草ですが、27歳の時にドイツに赴任しましたが、上から目線と過信で赴任しましたので、マネジメントから１年間総スカンを喰らい、人生で一番辛い経験をしました。

ドイツ語の会議にポツンと座ってました。目の前で現地社長に提案書を破られもしました。マンガかと思いました。 誰にも相談できず、一人で現地で受け入れられる自分を作り上げました。

１年後、ちょうどクリスマスパーティーの夜にその社長から「Tama、マネジメント、社員全員、Tamaのことが好きだ。我々を助けてくれ。」と言われて、あまりの安堵と感激でトイレに駆け込んで号泣したのを覚えています。

私にとっては良い経験ですが、これから海外にチャレンジするみなさんや派遣する会社にとって不要な時間です。つまずくならもっともっと上質なつまずきをしてもらえればと思います。ぜひ、海外での一日一日を無駄にせず大きく羽ばたいてもらえればと思います。

さて、動画はエピソード1から10まで70分の内容になっています。思いの丈をつっこみました。海外赴任をされる前にご覧いただくと良い内容となっています。

海外駐在員、中でも欧州となるとニッチな職務になります。ですが、ドイツやベルギーは欧州各国をまとめる立場のお仕事も多く、欧州のダイバーシティの中でうまく立ち回ることができれば、大概の価値観の違いは寛容に受け入れることができるようになります。心より、ご赴任の大成功を祈っております！

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それにしても、エピソード1は過去の出来事を喋りながら2回ほど泣きそうになっています。この歳になると、涙もろくなりました。いやー、歳を感じますね。

それでは、最高のクリスマスをお過ごしください。

2020/12/25

たま