週末、娘ちゃんの運動会に行ってきた。
キレッキレでソーラン踊りを踊る、
応援団を代表して団旗を振り回す、
短距離走で4位になって「男の子と一緒に走るの、ずるい」って怒る、
何より合間の時間に友達と楽しそうにワイワイやっているのを見て、
ホンマに有難いなーって思う。
心からそう思う。
ここまで何とか育ててくれた、嫁さんにも感謝。
毎回、娘の運動会に来て思う。
繋がるって、最高や!涙が出る。
そして気づく、運動会って、僕の原点じゃなかろうか。
運動会だけではなく、学校でやった行事や部活の全てが。
海外では、こんな全体イベントはない。
あってもここまで全員が全体の中で秩序立って行動しない。
あのスケールの一体感を得る機会は少ない。
そもそもお互いの価値観が違う前提だから、難しい。
こんな場の一体感って、日本のお家芸じゃないか。
小さい時から、学校では、
一体感を得るための場と文化が与えられていた。
何かとイベントが、自分たちが楽しむだけでなく、見せ物になる。
その中で、周囲との繋がりの中で、自分の可能性を広げていった。
今回の運動会でも、
子供たちが一つのことでみんなで一喜一憂している姿、
足をひこずりながらケンケンで最後まで走る姿、
それを全体が応援する姿、
ぶつかって鼻血が出ながら、
首にコルセットを巻いて次の行事に出ていく姿、
その子の鼻血を止まるまで、
父兄含む運動会全体が時間が押しても、待つ姿。
一体感の中で起きる全ての出来事に、繋がりを感じる。
つながりは、でっかいエネルギーになる。
こう思うのは、綺麗事か?
もちろん、それに伴う、それぞれの役割がある。
それは、哺乳類動物の世界や社会の構図と同じ。
昨日のラグビーもそう。
選手同士が繋がっている。
明らかに、スタジアムと選手が繋がってる。
日本人の多くは、繋がった時の力を知っている。
海外の人たちの方が、それを評価している。
全体で一つのものを作ること、
その過程で深い繋がりを感じる”体感”を持っていること、
それが日本人の強み。
本当の自分の力を肯定的に受け取るだけだ。
日本人は、そんな繋がる力を軽く見ている気がする。
説明しにくい能力だからかもしれない。
繋がる力って、本当に愛がないと、逆に傷つく。
だから、引っ込めてしまう癖がつくんだろう。
ビビってはいけない。特に、大人が。
日本の教育を批判するだけではなく、
足元にある優れた部分にも目を向けたらどうだろうか。
日本は島国。
だからこそ持っている「繋がる力」。
自信持とう!
たま
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