「生きがいがあって、これまでの人生に一本の筋が通っていて、燃えるような使命感のもと充実した日々を送っている」そんな人生に憧れつつも実際は10代の頃に夢見た職業につけているわけでもなく、たまたまの連続でなんとなくキャリアを築いてきました。結婚後も働き、子供にも恵まれたので、側から見たら「子育てをしながら仕事を頑張っているすごい人」なのかもしれませんが、実は何のために頑張っているのか自分でもわからず、心の内側にはいつも寒々とした風が吹いていました。過去のちょっとした失敗や挫折をいつまでも思い悩み、周りの評価を気にしては自信を失い、「こんなダメな自分の人生、早く終えたい」と本気で思っていました。

「本当の自分と本当にやりたいことに気づいてもらい、人生の目標設定、達成をサポートします」というフレーズに惹かれて、玉本さんのコーチング体験セッションを受けたのはそのような状態が長年続いていた時です。

体験セッションでの対話を通じて、育ってきた環境のために自己肯定感がとても低いことに気づき、それを打破したい、もっと楽しい人生を送りたいという気持ちで契約をしました。

まず初回から3回くらいのセッションを通じて、子供時代を振り返りながら、自分が本来どのような人間で何を大切にしているかという価値観をしっかり見定めることができました。そしてその価値観に沿って生きている状態を作ることで、必要以上に周囲の目を気にすることがなくなり、精神的にとても楽になりました。今まで「自分がどう見られているか」に使っていた意識を、相手や周囲に向けられるようになったために、仕事、家庭、対人関係に良い影響が出ていることを実感しています。

後半のセッションでは具体的な1,3,5年後の目標設定に取り組みました。キャリアアップ、収入アップ、起業、などいろいろな選択肢を模索しながら苦労した段階ではありましたが、コーチとの対話を重ねる中で、どのような形であれ家族とともに海外へ出たいんだという気持ちに気づいたことで、とてもしっくりくる目標を設定することができました。

元々、1回目のセッションで掲げた「リーダーシップを身につけ自信あふれるリーダーになる」という目標は、社内プロジェクトもクローズ後にメンバーから多くの賞賛を得て自他共に認めるリーダーとなり目標達成し、さらに今ではチャレンジも含めて人生を楽しんでおり、日々の仕事にしっかり取り組み、家族と向き合いながらも大きな目標に向けて、前進しています。

自分の過去を含めて、深い対話をできたことが良かったです。友人、家族など親しい人であってもなかなかここまで話を聞いてもらえることはありません。もちろんただ聞いてくれるだけではなく、トレーニングされたコーチの的確なアドバイスが、価値観の認識や目標の設定において大きな助けになりました。

契約期間中も様々な出来事で落ち込んでしまうことがありましたが、セッション以外でもコーチに相談してアドバイスを都度もらうことができたのも有難かったです。

そして「目標に向けて頑張る!」というと辛い作業を想像しがちですが、「楽しんでやっていきましょう」という一言をいつもかけてもらえたことで、常にポジティブな気持ちでいることができました。

人生100年時代、これまでモデルとされてきたような生き方は否応なしに変化します。変化の激しい世の中で自信を失わずに楽しく生きていくためには、自分をよく知り、自らの価値観を認識することが大きな意味を持つはずです。

自分の本当の信念に正直に生きていると、常にいろいろなことに対してオープンな状態で居られるためかもしれませんが、私はコーチングを受け始めてから、仕事、プライベートを問わず、不思議といろいろなチャンスが舞い込んでくるようになりました。おかげさまで、海外へのチャンスも出て来ました。恐れずにチャンスをつかむ勇気もコーチからもらえますので、セッションとともに、この不思議な「引き寄せの法則」をぜひ体感してもらいたいと思います。