『エネルギーは内側から生み出される』
ファスティングって、やったことありますか? 水、酵素、アミノ酸以外のものを口にせずに数日過ごして、最後に腸に付いたゴミ・毒素を宿便として排出することで、腸の環境をよくします。また、栄養を摂取しないので、体の栄養素をエネルギーに変えて体の機能が自然と活性化させるので、体脂肪も削ぎ落とされて体がシェイプするという効果もあります。今回、腸内環境を短時間で向上するために、今回、5日間のファスティングに挑戦をしました。
今まで生きてきて、1日全く何も食べないということをした試しがなかったので、ぶっ倒れて死ぬのではないかと不安はありましたが、結果、全く問題はありませんでした。問題ないどころか、むしろ、意識は研ぎ澄まされていたように思います。人間、お腹にものを入れている状態は体にとっては緊張状態を生んで意識が散漫になったり、血液が腸に集まって脳へ回る血液が減って集中力がなくなります。
また、結果として、体の調子の良い悪いの感覚に敏感になり、早めに体の好調・不調に気づくことができるようになったことも、当初に期待していなかった気づきでした。これらの感覚を手に入れたことは、これからまだ長く続く僕の人生の中で非常によかったと思います。ちなみに、体の方は、体重▲5kg減、体脂肪▲4%減し、内臓脂肪含めて無駄がなくなりました。体脂肪は、夢の一桁到達です!! 😊
今回、もっとも大事な気づきは、冒頭の『エネルギーは内側から生み出される』ということです。1日でも食事を減らすと生活に支障が出ると思っていましたが、それは誰かから植えつけられた全くの固定観念でした(諸説ありますが、エジソンがトーストを焼くオーブンを開発してその利用を増やすために1日3食を推進したという説もあります)。そんなに食べなくても生きていけますね。極端な話、食事は2週間取らなくても生きていけるようです。人間の生存本能が、食べないでも生きていける体モードに自然と変換するからです。本当に体の適応能力、自然治癒力はすごいと思いました。お世話になっている東洋医学の院長先生からは、「現代人は逆に摂取しすぎ。江戸時代は、1日2食だった。現代人は、健康になろうと何かを摂取する発想だが、逆。どうやって捨てるかの発想転換が大事。」との目から鱗な話がありました。健康のためには、自分の体を信じて、本来体が持っている力にお任せすることが大事だなと痛感しています。
少し話が飛びますが、筋トレってすごいですよ。(^^) 悶々と自宅療養している最中に一冊の筋トレ本、筋トレは必ず人生を成功に導く 運命すらも捻じ曲げるマッチョ社長の筋肉哲学 (著者:テストステロン)に出会いました。「すべては筋トレで解決する」というポップな内容で、健康面、メンタル面、経済性、社会性、全てにおいて良い影響を及ぼす効果があるとしています。結構、そのポップな内容ですが言い当てて妙で、それが僕のアメフト体育会学生時代の体感を呼び戻してくれました。
「ぐわー!!」と声を出して筋トレをしていると自ずとエネルギーが湧いてくる。そうです、エネルギーは外から摂取するものではなく、「エネルギーは内側から生み出される」を一番実践しています。筋トレはテストステロン・アドネラリン(やる気、活力)、エンドルフィン(脳内麻薬)、セロトニン(幸せホルモン)といったホルモン分泌を生成するので、科学的にもその効能を簡単に説明できます。
コーチングにおいても、ご自身に対する確信をクライアント様に取り戻してもらうための方法の一つとして取り入れてもらうのがフィジオロジーの部分です。姿勢、言葉、呼吸、仕草、すべてのフィジオロジーを変えることで感情をコントロールします。筋トレは、コーチングの視点でも、おすすめですね。端的にそれを実現できます。どうしても思考に走ってしまうクライアント様には、しのごの言わずに筋トレや運動からしてもらうというのがいいと思います。
心身が弱った時には、人、環境、食事、なんでも頼るのは素晴らしいことだと思いますが、最後の最後の最後は、他の誰でもない自分の内からエネルギーを湧き起こして立ち上がるものです。
『すべてのエネルギーは自分の内側から、外は内の状態が反映されるだけ。』
今日も今から、筋トレ行ってきます。😊
みなさま、良い1日をお過ごしください!
LIFE SHIFT JAPAN株式会社
玉本潤一
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